中学時代
中学時代で一番印象に残っているのは、二年生の時にいじめに遭ったことだ。
それまでも幾度となくいじめられたことはあったが、あの頃のが一番辛かった。
給食のプリンを机にぶちまけられたり、配られるプリントくしゃくしゃにされたりと、それほど過酷なものではなかったかもしれないけど、傷つくには十分な仕打ちばかりだった。
家族にも話せなかった。プライドが邪魔したのと、家族の反応が怖いからだったように思う。
唯一の救いは部活の仲間たちが愉快で、部活の時間だけは楽しかったことだ。
本当に心の支えになってくれた。ありがとう。
勉強は相変わらず得意だった。
それが自分にとってのたった一つの取り柄だったし、勉強ができるから周りに認められるというのが嬉しかったし、そこそこ鼻にかけていた。
恋愛はさっぱりだったな。
一応好きな子がいたりはしたけど、片思いだったし、告白なんて出来なかった。
ここまで読んで下さって有難うございます。
次は14歳の時、脳腫瘍の闘病をした話をしようと思います。